被災地支援について

24時間テレビ38 東日本大震災復興支援提案④ 大槌復興刺し子プロジェクトへ業務用ミシン支援

NPO法人テラ・ルネッサンスは、震災後間もない2011年6月から、岩手県大槌町の女性たちに、刺し子技術を使った手仕事を提供し、全国で商品を販売する「大槌復興刺し子プロジェクト」を運営しています。
毎週、大槌町の事務所で「刺し子会」を開催、メンバーに刺し子商品の材料配布と、自宅で制作した商品の買い取りを実施、刺し子制作と、収入の機会を提供しています。また、刺し子の技術向上のための講習会も開催し、参加者同士の交流の場にもなっています。出来上がった商品のレベルも高く、現在、大槌町の「ふるさと納税特産品」に採用されており、大槌ブランドとしての定着も見込まれています。
大槌町は、町全体のかさ上げ工事の遅れから復興住宅への移行が大幅に遅れており、仮設住宅の入居率が未だに75%を超えています。(昨年末現在) このような状況下で同プロジェクトは、女性たちの「生きがい創出」と「収入向上」に大きな役割を果たしています。
2021年をめどに地元住民による自立を目指していますが、それにはメンバーのスキルアップと高付加価値の商品開発が求められます。しかし、それを可能にする業務用ミシンを同プロジェクトは殆ど所有しておらず、メンバー所有の家庭用ミシンでは限界があります。
同プロジェクトの今後の発展のため、より高度な作業をこなせる業務用ミシンと、刺繍の下書きを内製化するシルクスクリーン製版機を支援しました。

◆支援先
認定NPO法人 テラ・ルネッサンス
(受益者:大槌町の刺し子女性約35名、現地パート職員:3名)
大槌復興刺し子プロジェクト(http://tomotsuna.jp/

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支援要請・詳細
■業務用ミシン
本プロジェクトの受益者の中には、ミシンの技術を持っている方も多いが家庭用ミシンしか持っておらず、商品作りに技術を活かすことができていない状況。現在、約30名の刺し子さんと呼ばれる受益者がいる中で、実際に縫製作業等に携わっている方は2人しかおらず、生産体制も脆弱な状態です。業務用ミシンを完備できれば、縫製作業の内製化を進める事が可能となり、商品付加価値の向上といった効果が見込まれます。

■シルクスクリーン製版機及び周辺機器
通常、刺し子は下書きをされた布生地に対して、刺していくことで作業を行ないます。プロジェクトの初期より下書き(印刷)工程の内製化が課題の一つでした。シルクスクリーン製版機があれば、下書き工程を内製化できるため、試作品の製作等、商品開発がしやすくなる上、商品の幅を広げることも可能となります。

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